職場環境
Work environment
職場紹介
当院は地域の皆さまの安心を支える中核病院として高度専門的な治療や、技術とこころが調和した看護を提供する充実した体制を整えています。
附属病院
患者さんにやさしく、
充実した新たな環境から。
附属病院は「患者さんにやさしい病院」をコンセプトに、病床数1,000床、手術室20室を備える国内最大級規模の病院として2019年に建設されました。病状の急変にも即座に対応できるよう「医師・医療人は患者さんのそばに」を理念に掲げ、外来では患者さんに負担をかけない動線にも配慮しています。また、脳卒中ケアユニットの設置や、特定集中治療室などの重症系病床の増床により、特定機能病院として、より高度な医療を提供できるほか、高度救命救急センターや総合周産期母子医療センターなど、救急医療の充実を図っています。さらに、緩和ケア病棟など様々な病院機能が整備されています。
総合周産期母子医療センター
母と子の命を守り
心に寄り添う
総合周産期母子医療センター内のMFICU(周産期集中治療室)は、岩手県の周産期医療の中核として、NICUとの連携のもと24 時間体制で母体救命救急の対応、ハイリスク妊婦・分娩・産褥に対する医療を担い、岩手県のみならず隣県の母子の命を守っています。また母体急変時対応の学習会や、超緊急帝王切開術(グレードA)のシミュレーションを行うなど、母と子の命を守るために日々研鑽しています。
高度救命救急センター
診療実績が評価され、
東北・北海道初の認定
全国に先駆けて生まれた当院の救急センターは地域密着の診療実績が高く評価され、1996 年に広範囲熱傷・中毒・四肢切断などの特殊な患者さんを受け入れる「高度救命救急センター」に認定されました。医療の原点である救命救急の精神を大切にしながら、常に患者さんの思いに寄り添った看護を提供するとともに、患者さんの未来を見据え、早期よりリハビリテーションや退院支援の介入など多職種によるチーム医療の提供に努めています。
CICU
北東北の循環器医療を担う、
最大22 床の循環器専用の
集中治療室
CICUは心筋梗塞・解離性大動脈瘤・急性心不全・致死的不整脈・先天性心疾患など、急な発症・重症な方が入院されます。そのためCICUでは、患者さんの状態変化を見逃さない観察力とアセスメント力をもった看護職員の育成に尽力しています。また、クリティカルケア認定看護師・特定行為研修修了者も在籍しており、高度な医療と看護の提供に努めています。医師、薬剤師、理学療法士、栄養士、MSWなどの多職種と連携し、患者さんや家族が、自宅に帰れるよう入院時から退院に向けた支援を行っています。
小児病棟
子どもを中心とした医療と
看護の提供を行う
小児病棟は15 歳未満の子どもと、小児慢性疾患を抱える20 歳までの患者が治療や検査のため入院しています。子どもと家族が安心して自宅に帰れるよう地域連携に力を注ぎ、多職種カンファレンスや、地域とのケア会議・復学支援会議を開催しています。様々な診療科の疾患・看護や、医療的ケア児の在宅医療に向けた支援など幅広く学ぶことができ、子どもの成長を家族と共に感じることもできます。レクリエーション係を設けており、季節に合わせたイベントを企画・運営し、夏祭りやハロウィン、クリスマス会やおひな祭りなど、子どもたちが療養生活の中にも四季を感じ、みんなで楽しく過ごす時間を大切にしています。
女性病棟
患者、ご家族の気持ちに寄り添う
看護を目指して
婦人科・乳腺外科を中心とした女性病棟で、外科的治療、化学療法や放射線治療、緩和ケアなどを行っています。専門的な知識や技術を有した認定看護師(緩和ケア・乳がん看護)、看護部認定実践指導ナースを中心に医学的・整容的・心理社会的支援をしています。また、医師、薬剤師、管理栄養士など多職種で連携し、治療前後の不安や喪失感、女性患者さんがおかれる家庭や社会での役割、生活環境、女性としてのライフステージに目を向け、患者さんや家族の気持ちに寄り添い、支援する看護の提供を目指しています。
高度看護研修センター
緩和ケア認定看護師教育課程・
特定行為教育課程を開講
高度看護研修センターは、専門的な知識や技術をもち、思考力および判断力のある専門性の高い認定看護師と特定行為を実施できる看護師を育成しています。緩和ケア認定看護師教育課程は2012 年より開講し、150 名以上の緩和ケア認定看護師を全国に輩出しています。特定行為教育課程は2015 年より開講し、県内を中心に60 名以上を輩出しています。教育課程の講義や演習・技術実習(臨地実習を含む)においては研修センターの修了生が指導者となり、研修施設として充実した環境を備えています。あなたもスペシャリストを目指しませんか。