看護師インタビュー

Interview

看護師インタビュー

「その人らしく生きる」を
支える看護を目指して

西9A病棟 2011年入職 土井尻 奈緒美 DOIJIRI NAOMI

外科病棟で、手術前後の看護、人口肛門増設や乳房切除などボディイメージの変化を需容する支援、化学療法から終末期まで幅広いステージにいる患者さんに寄り添っています。患者さんが元気になり退院を見届けることができたときには看護師として大きなやりがいを感じます。いつも患者さんのそばにいる看護師として、その人らしく生きるためにできることは何かと考え、患者さんやご家族の思いに丁寧に向き合うことができる実践指導者ナース(エンゼルケアコース)を取得し個別性を大切にした看護を行っています。

患者さんの目線に立った
思いやりのある看護

中央手術部 2014年入職 細川 貴翔 HOSOKAWA TAKATO

手術室での看護はバイタルサインや患者さんの全身状態などから様々なことを予測し、最善の看護を提供できるよう努めなければなりません。入職当初は学生時代には経験したことのない特殊性に悪戦苦闘する日々でしたが、最善の看護を目指すためにどうしたら良いかを考え、実践していくことにやりがいを感じるようになりました。今でも「より良い方法はなかったか」と悩むこともありますが、常に倫理観を持って質の高い看護が提供できるよう、患者さんの目線に立ち、思いやりのある看護を実践していきたいと考えています。

ひとりひとりの妊産褥婦さんへ
あたたかく優しいケアを目指して

MFICU 2017年入職 松田 侑理瑛 MATSUDA YURIE

学生の頃に母から自分が緊急帝王切開で生まれた時のことを聞き、自分も周産期医療に携わりたいと思い助産師を目指しました。日々新たな命の誕生を目の当たりにすることができ、新鮮で貴重な経験となっています。今はMFICUで勤務しており、ハイリスクな妊産褥婦のケアに当たっています。時には母児の命に関わる重傷な母体搬送を受けることもあり、シミュレーションを重ね、チームでコミュニケーションを図りながら迅速に対応できるよう研鑽しています。緊急入院や長期入院で精神的に動揺する患者や家族もいるため、精神面への配慮も大切にしています。少しでも安心して治療を受け、前向きに育児に向き合うことができるような看護を心がけています。

先輩看護師へのQ&A

患者と家族を支える
看護師に憧れを抱いて

東9B病棟 2022年入職 高橋 空良 TAKAHASHI SORA

看護師を目指したきっかけやエピソードを教えてください。

私が幼い頃、祖父が入院しました。その際の看護師が祖父にだけでなく付き添いの私にも優しい声かけをしてくれて患者と家族を支える看護師に憧れを抱きました。

岩手医大に入職を決めた理由を教えてください。

県内唯一の特定機能病院であり、医療技術の進歩と一緒に私もステップアップしていきたいと思ったからです。

入職後に感じたこと(岩手医大の特徴、病棟の雰囲気など)、岩手医大の魅力を教えてください。

働いてみると困った時に相談できる場所がたくさんある所に魅力を感じます。様々な職種の連携があることで患者さんの安心・安全な入院生活につながっていると思います。回復していく患者さんが多いため看護した幸せを感じています。

新人教育プログラムについて、印象に残っていることや感想を教えてください。

必要な知識や技術の研修だけでなく、同期という最強の仲間との絆を深まる機会でもあるため、研修がある時には励まし合っています。

働いていて嬉しかったことややりがいを感じたエピソードを教えてください。

1番は患者さんの感謝の言葉です。「いつも明るくて元気をもらうよ」「今日も来てたんだね」そんな一言にやりがいを感じます。患者さんは安静度の制限がある場合や、いつもと違う環境で過ごす事となるため何よりも声かけの重要性を感じます。

これから看護師として磨きたいスキルや目標を教えてください。

自分のアセスメント力を鍛えるために普段から五感をフル活用した看護を提供したいです。患者さんと関わるなかでいつもと違うな、という異常に迅速に気づき、対応する力を身につけたいです。

思いに寄り添える
身近な存在に

NICU 2022年入職 井上 笑菜 INOUE EMINA

看護師を目指したきっかけやエピソードを教えてください。

幼少期に通院していた小児科の医師や看護師の姿をみて、病気の子供を助ける人になりたい、医療の道に進みたいと思うようになりました。そのなかで看護師が患者と最も身近な存在であり、思いに寄り添える職業であると思い目指しました。

現在の業務内容と仕事でのエピソードについて教えてください。

NICUでは早く生まれた赤ちゃんや小さく生まれた赤ちゃん、病気を抱えた赤ちゃんの医療処置や看護ケアを行っています。「赤ちゃんも声をかけながらケアをすることで、安心感や愛情が与えられ、成長発達を促すことに繋がる」と先輩から教えていただき実践しています。

入職1年目の頃に苦労したことや大変だったことを教えてください。

大人の病棟と異なり新生児や乳児を対象とするため、看護学生時代に学んだ看護ケアとは違う新たなケアの方法を学ぶ必要があり、大変でした。また患児は言葉でのコミュニケーションが取れないため、訴えを読み取ることが難しく、日々勉強中です。

新人教育プログラムについて、印象に残っていることや感想を教えてください。

研修では他病棟の同期と今の悩みや自分自身の看護について振り返ることができるので、自分の気持ちを整理でき良かったです。同期と顔を合わせることで1人ではないというモチベーション維持にも繋がったと思います。

働いていて嬉しかったことややりがいを感じたエピソードを教えてください。

出産予定日より早く生まれ保育器の中にいた小さな子達が、処置やケアにより状態が安定し成長して、最終的にご家族に抱っこされて退院される姿を見ると非常にやりがいのある仕事だと感じます。

これから看護師として磨きたいスキルや目標を教えてください。

今後患児やそのご家族に寄り添った看護を提供するため、多くの知識や技術を身につけ、新生児集中ケアや小児プライマリケアの認定看護師になることが目標です。

PAGE TOP