スペシャリストの育成

Developing specialists

スペシャリスト Interview

チーム医療の中心的存在として、多くの専門看護師・認定看護師・実践指導者ナース(PLN)・特定行為研修を修了した看護師(特定看護師)が活躍しています。質の高い看護の提供と病院全体のさらなるレベルアップを目指してより深く、フレキシブルに活動しています。こうしたスペシャリスト育成のためのサポート体制も充実。あなたが目指す看護をとことん極めてください。

小児プライマリケア
認定看護師

小児病棟 2005年入職
大﨑 新太郎 OSAKI SHINTARO

その子にあわせた治療と
ケアに対応できる
特定行為を目指して

私が特定行為の研修を受けたいと考えたのは、人工呼吸器を装着している患児とその家族が来院した際に、気管カニューレや人工呼吸器の管理方法について質問をいただき、答えられなかったことから始まりました。この経験のもと、さらに医療的ケア児やその家族に寄り添った看護がしたいと特定行為研修を修了しました。現在、多種多様な医療を必要とするこどもやご家族が自宅で生活しています。また、医療ケアを日常的に受けながら保育園や学校など生活の場が広がっています。そこで、その子の成長発達にあわせた治療の内容やケアに対応できる特定認定看護師として活躍していきたいと思います。

クリティカルケア
認定看護師

EHCU 2008年入職
小澤 昇 OZAWA NOBORU

予測性をもった
看護提供を目指して

集中治療室や救急の場面で患者さんを守り適切な医療を提供していくためには、より専門性を持って根拠ある看護を行わなければならないと考え、クリティカルケア認定看護師を取得しました。救急の場面では少ない情報から様々な可能性を考え予測性を持った対応が必要です。そのため、自分自身のスキルアップと共に看護師全体のスキルアップを図り、先を見据えた看護が提供できるように取り組んでいます。最も患者さんの側にいる看護師だからこそ気づける変化があり、タイムリーな対応が可能です。その利点を活かし安心・安全に療養生活を送る事ができる看護提供を行っていきたいと思います。

緩和ケア認定看護師

緩和ケアセンター 2001年入職
橘 寿江 TACHIBANA HISAE

経験が新たな志を持つ
きっかけとなりました

院内のがん看護研修への参加や緩和ケアリンクナースの経験を通じて、その方の人となりを理解し、望んでいる日々が送れるよう支援するためには、専門的知識の習得が必要だと考え、緩和ケア認定看護師を取得しました。現在、がん相談支援センターの専従看護師として、治療の時期や入院、外来を問わず、相談を受けています。相談員として、相談者の抱える様々な苦痛に対し、コミュニケーションや症状マネジメントのスキルを活かし、一つひとつ丁寧に関わりながら相談者の大切にしている思いを尊重することを心がけています。

院内認定
実践指導者ナース(PLN:早期警戒アセスメントコース)

GICU / HCU 2016年入職
竹原 創一朗 TAKEHARA SOICHIRO

見て・触れて・聞いて

患者の状態は突然急変するのではなく、何時間も前から呼吸・循環・意識などに悪化微候を示すことが分かっています。当院では急変する前の兆候を捉えて、対応する仕組みの構築としてRSSを「コードイエロー」と称し、運用しています。コードイエローは、病棟で患者さんの状態が変化した際、相談を受け病棟看護師と一緒に状態をアセスメントしています。その結果から、集中治療室への移動を医師へ提案しています。責任のある役割であり、担当した患者さんが回復していく様子を見ることができ、やりがいを強く感じています。

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